ベルギー自転車の世界大会と私の新品なのに中古状態なチャリ
9月末にベルギーでは自転車の世界大会が開かれまして、私の住むLeuvenがゴール地点ということもあり、大変な賑わいを見せておりました。
特にベルギーの選手が優勝候補ということもあって、とりあえず職場でもその話題が挨拶のような感じ。私もLeuven民として話題に乗り遅れないようにせねば!!!と鼻息荒く見に行ったわけですが、ロードレースってめっちゃ速いんですね!
私が生で見れたのが、人垣の間からだったんですが、高速すぎてびっくり。一瞬で通り過ぎていきました。(坂道はもっとゆっくりだと思いますが)
↑こんな感じで街の至るところに横断幕や装飾がされている。
普段からベルギー人はよく自転車に乗っているし、道も自転車専用に整備されているのでこりゃー私もLeuven民として(本日二度目)自転車乗りまわさねば!!と鼻息荒く(本日二度目)自転車を購入したわけですが、実は購入したのはこの大会が開催されるよりかなり前でした。
Leuvenにある自転車屋をいくつか見て回りましたが、こっちの自転車全般的に大きいのしかなく、おまけに値段も高い!電動じゃないのに数万円する!ということで、少しでも安く、そして小さい自転車を買うため、Bike Sterというwebショップで購入することに。せっかく買うからヨーロッパブランドにしようと思い、スペインのOrbeaのシティバイクとツーリングバイクの中間みたいなのを買いました。
発送も早くウキウキしながら梱包を開け、オランダ語の説明書をGoogle翻訳で解読しながら自力で組み立て(といってもそんなに難しくない)、よっしゃ、試乗ーーーー!
と思いきや。
アレ?なんか前輪のワイヤー外れてない?
良く見たら留め金どっか行って留まってないーー!
更にもっと致命的な欠陥が。
え、サドル高すぎて跨げないんすけど???
しかもサドルを下げようにもネジ受けの部分が内部で邪魔して下に降りない!(ネジ取っても下りない!)
完全に設計ミスか製造ミス!!!
うおおおおおお泣きたいーーー!!
結構高かったのにーーーー!!
そしてこんなの返品したくないーーー!!梱包めちゃ大変ーー!!!
涙をこらえながら購入したWebショップに「どうしたらいいですか」とメールをしたところ、(返信1~2週間待った)「近くの自転車屋で修理してもらってください。50ユーロまでならこちらで負担します」とのこと。
幸い自転車大国なだけのことはあり、自転車修理してくれる店はたくさんあってその中でも家から近くて優しそうな雰囲気(?)のお店に持っていくことに。
ドギマギしながら「50ユーロでやってくれますか?」と言ったところ、了解してくれました。ヨカッタ!
1週間後取りに来て、と言われて行ってみたところ、見事に直してくれてました。
サドルは物理的に押し込むのはやはり無理だったようですね。パイプカットされてました。
前輪の外れてたワイヤーも結束ワイヤーで固定されてました。全部で49ユーロでやってくれてました。
その後、購入したWebショップに領収書を付けてメールしたところ、費用はクレジットカードに返金してくれました。最初のメール返信に時間はかかったものの、その後のやり取りはスムーズで担当者の人も丁寧で良かったです。
それにしてもOrbeaめ・・・せっかく新品買ったのに既に中古状態やん・・・運悪い・・・これは何か、私が前厄だからか・・・?と思っていましたが、その後、もう一度そのWebショップを見たところ、同じシリーズは200€くらい値上がりしていて、更に今検索したらもう売ってませんでした。
なんかよく分からんけど、いいタイミングで購入できたと思おう。うん、そう自分に言い聞かせよう!!!
草の色に紛れて保護色みたいになってる私のOrbeaくん。Carpe15シリーズ。
なお、その後この自転車で盛大に横転してペダルが曲がってしまい、再びお世話になった自転車屋さんへ修理を依頼することに。
行きやすい自転車屋さんが出来たことは良かった。きっとまたお世話になるだろうし。笑