ヨーロッパでアンティークやヴィンテージ物を買う場合、蚤の市に行くのがやはり王道ですよね。
ベルギーの場合、気軽に行けるのはブリュッセルのジュドバル広場の蚤の市で、私も2回行きました。でも、本気で買い漁りたい場合は、Tongerenの蚤の市をオススメします!
Tongerenは、ベルギーの東の方に位置していて、ブリュッセルから車で1時間ちょっとです。毎週日曜の朝7時から開催していて、とにかく蚤の市自体が広い、というか町全体が蚤の市になるのと、町全体がアンティーク屋だらけなので、蚤の市だけでなく、普通の店舗からもお宝を探し出さねばならない、というアンティークへの情熱と探求心が試される場所です。(大げさ)
ここから蚤の市スタート!
通りに並ぶ数々の店。
体育館みたいな中にも。
屋内駐車場も。
屋外駐車場も。
とにかくずっと蚤の市!
そろそろ、終わりかな、と思っていたら・・・
アンティーク通り出てきた~~~!!!ダンジョン長すぎ!!!
・・・とまあ、ヨーロッパ最大級の蚤の市なだけあり、かなり見ごたえがあります。
しかしこれだけの店を見ても、私はいつも、1個(食器なら1セット)しか買わないんですよね。笑 なかなか、ピンとくる出会いはない。そして色々見て回って比較検討するのだけど、一番最初に目に留まった物を結局いつも買うという。
ただ、ここの蚤の市は朝7時から始まるので12時位には店じまいを皆始めてしまいます。なので、昼近くになると買い物客もカフェでゆっくりしてます。ちなみに私が前に入って良かったと思ったのが、Ambiotelというホテルのカフェ(レストラン?)です。私はホテルと認識してなかったのですが、屋根付きのテラス席に吸い込まれるようにして着席し、頼んだスウィーツセットがとっても可愛くてテンション上がりました!
プレートもカップもビレロイ・ボッホで可愛い~!!
なお、蚤の市での探索はこんな感じで昼には終了するので、帰りに寄るとオススメなのが(といっても車必須ですが)、Bio 4 seasons という自然食品の店。
住所:Rue de la Westrée 108, 4360 Oreye
ここは、日曜日も朝8時~昼12時までやってますので、蚤の市帰りに寄るのにぴったり!
私もキャベツやら肉団子やらバターやら、パンやらレモネードやらを購入しました。(肉団子、チーズ入りで美味しかった~拳くらいのサイズで食べ応えもあり。)
・・・とまあ、暇な日曜日、ちょっと気晴らしに遠出するのにTongerenはちょうど良い場所で、私もとても好きな町なのですが、(あと、穏やかで優しい同僚がここ出身というのも、Tongerenのポイントを上げている)
私の住むLeuvenにはアンティークを買える場所はないのか!と。
・・・アンティークではないけど、ヴィンテージくらいなら、・・・ある!!!
はい!皆大好きセカンドハンドショップ!その名も、de kringwinkel!
ここは、ベルギー版Hard offですね。といっても、寄付された品の販売→売上一部を寄付、というヨーロッパでよくある形態なので、品物がめちゃめちゃ安い!!!!
その分ガラクタも多いけどね!!!
しかしそのガラクタの中からお宝を発掘するのが楽しいのです!!!
私が掘り当てたお宝はこちら。
まずはラズベリー柄が可愛いフランス製のガラスの器。アイスとか入れるのによさそう。こんなに可愛いのに一個50セント。
そしてこちらのステンレストレイ。形が綺麗だな、小銭とか鍵とか置いとくのに良さそう、と思って買った物。裏返すと、Denmark Lundtofteと刻まれている。ネットで検索したら、ビンテージで、そこそこの値段で取引されているではないか!!!
でもこれも私は50セントで購入。
最後は何やら見覚えのあるミルクガラスのグラタン皿・・・このメタリックなオレンジの塗装ってもしや・・・もしや・・・
アッー!!!やっぱりFire King!(画像見にくいけど、裏の刻印からするに1960~70年代の物のよう)
日本では人気で、これまたそこそこのお値段で取引されているヴィンテージですが、ヨーロッパではアメリカブランドは人気無いのでしょうか、2ユーロで叩き売られていたよ!!!可哀想だから買うしかないよ!!!
いやはや、侮れません、de kringwinkel
Leuvenには、上記の写真の大型ショップがリング(町を囲う道路)の外にあり、リングの内側にも小規模店舗が2つあります。その2つのうち1つはヴィンテージに特化した店で、セレクトショップのようにオシャレ。Boutique Chiqueという名前を添えています。(2つの店は同じ通りにある)
結論:蚤の市もセカンドハンドショップも誠に楽しいでござる。